『生きとし生けるもの』あらすじ原作キャスト！妻夫木聡×渡辺謙×満島ひかり！

テレビ東京の開局60周年を記念して特別企画ドラマスペシャル「生きとし生けるもの」が放送されます。このドラマは、人生に迷う医者と余命宣告を受けた患者が、人生の意味と残すべきものについて問いを追い求める旅を描いたヒューマンドラマです。

主演は、多岐にわたるジャンルで活躍し、映画「ある男」で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した妻夫木聡と、国際的にも知られる俳優であり、映画「ザ・クリエイター／創造者」に出演するなどハリウッドでの活動も注目される渡辺謙です。妻夫木はこのドラマでテレビ東京に初出演し、渡辺謙は役作りのために7キロの体重を落としました。

脚本は「ロングバケーション」や「ビューティフルライフ」など、数々のヒット作を生み出してきた北川悦吏子が手掛け、テレビ東京でのドラマ作品は約30年ぶりの復帰となります。監督は「余命1ヶ月の花嫁」や「月の満ち欠け」など、感動的な作品を多く手掛けている廣木隆一です。

5月6日の夜8時から、テレビ東京でこの感動的なドラマスペシャルをぜひご覧ください。また、ドラマの放送に先駆けて、ノベライズ版も発売されます。

『生きとし生けるもの』：あらすじ

佐倉陸（妻夫木聡）はかつて外科医として抜群の才能を発揮していましたが、ある出来事をきっかけに手術ができなくなります。精神的にも追い込まれた末、外科から遠ざかり内科医としての道を歩むことに。日々、入院患者と向き合う中で、余命わずかながん患者・成瀬翔（渡辺謙）の担当医になります。治療に疲れ切った成瀬はある日、「殺してくれ」と陸に懇願します。陸は静かに「いいですよ」と応じますが、「その前に、やりたいことはありませんか？」と提案します。そうして二人は病院を抜け出し、バイクで日本各地を巡る旅に出ます。

彼らの旅はキャンプをしたり、成瀬の故郷を訪れたり、成瀬の初恋の人・中野百合（原田知世）に再会するなど、多彩な体験を重ねます。旅をするうちに成瀬はたびたび体調を崩しますが、主治医である陸が常に寄り添い、支え続けます。二人の失踪は、彼らを心配する上司の小宮滝人（田中哲司）、看護師の菅田陽子（大政絢）、そして研修医の吉岡薫（杉野遥亮）によって知られることになります。特に吉岡は、陸が薬品棚からある薬を持ち出すのを目撃していました。

このロードムービーは、人生の最後の旅を通じて、「人は何のために生きるのか」という深い問いに迫ります。それぞれの場所での出会いや再会、そして共有される時間から、生の意味を見出していく二人の物語です。

『生きとし生けるもの』：キャスト

『生きとし生けるもの』：原作

妻夫木聡

妻夫木聡は日本の俳優で、1980年生まれの彼は幅広いジャンルの映画やドラマで活躍しています。彼はドラマ『オレンジデイズ』での演技が高く評価され、若手俳優として注目を集めました。また、『ジョゼと虎と魚たち』や『ある男』などの映画にも出演し、その演技力で多くのファンを獲得しています。妻夫木はそのナチュラルで魅力的な演技スタイルが特徴で、多くの賞を受賞しています。彼はまた、親しみやすい人柄でも知られ、映画やドラマだけでなく、バラエティ番組やCMにも多数出演しています。

渡辺謙

渡辺謙は、1959年生まれの日本を代表する俳優の一人です。彼は国内外で高く評価されており、日本国内の映画やドラマだけでなく、ハリウッド映画にも多数出演しています。渡辺謙の国際的なブレイクスルーは、2003年の映画『ラスト サムライ』での演技によってもたらされました。これにより、彼は広く国際的な注目を集めるようになりました。

彼の他の著名なハリウッド作品には、『インセプション』や『ゴジラ』などがあります。また、彼は『硫黄島からの手紙』でアカデミー賞にノミネートされるなど、その演技力が高く評価されています。

渡辺謙はその堂々とした演技スタイルと、深みのあるキャラクター造形で知られています。私生活では、彼は国際的な舞台で活躍する娘、渡辺美佐子とも親しい関係にあります。彼のキャリアは、日本の演劇界だけでなく、国際的な映画業界においても影響力を持つ存在です。