「エージェント・ライアン」シリーズを観たいけど、どの作品から観ればいいか迷っていませんか？ハラハラドキドキのスパイアクションが魅力の「エージェント・ライアン」シリーズですが、実は公開順と時系列順が異なり、初めて観る方は戸惑ってしまうことも。このページでは、「エージェント・ライアン」シリーズを初めて観る方向けに、公開順と時系列順を分かりやすく解説していきます。さらに、シリーズのおすすめ作品もご紹介！これを機に、あなたも「エージェント・ライアン」の世界に足を踏み入れてみませんか？
エージェント・ライアン シリーズとは？
「エージェント・ライアン」シリーズは、トム・クランシーが生み出した大人気小説「ジャック・ライアン」シリーズを原作とした、映画とドラマのシリーズです。
CIA分析官としてキャリアをスタートさせたジャック・ライアンが、持ち前の知性と行動力で、テロや陰謀に立ち向かう姿を描いた、息もつかせぬストーリー展開が魅力です。
原作小説「ジャック・ライアン」シリーズについて
「エージェント・ライアン」シリーズの元となる「ジャック・ライアン」シリーズは、1984年に出版された「レッド・オクトーバーを追え」から始まり、世界中で大ヒットを記録した小説シリーズです。
冷戦時代から現代に至るまでの国際情勢を背景に、リアリティ溢れる描写と、手に汗握るストーリー展開で、多くの読者を魅了してきました。
「ジャック・ライアン」シリーズ 原作小説一覧
- レッド・オクトーバーを追え（1984年）
- クレムリンの枢機卿（1988年）
- いま、そこにある危機（1989年）
- 恐怖の氷山（1991年）
- 容赦なく（1993年）
- 合衆国崩壊の日（1996年）
- レインボー・シックス（1998年）
- ベアーとドラゴン（1998年）
- レッド・ラビット（2002年）
- teeth of the tiger（2003年）
- デッド・オア・アライブ（2010年）
- アゲインスト・オール・エネミーズ（2011年）
- ロックト・オン（2011年）
- 脅威のGathering（2012年）
- 司令官の影（2013年）
- 真の忠誠心（2014年）
映画・ドラマシリーズへの展開
人気を博した「ジャック・ライアン」シリーズは、これまで幾度となく映画化、ドラマ化されてきました。
1990年の「レッド・オクトーバーを追え」を皮切りに、複数の俳優がジャック・ライアンを演じ、それぞれ異なる魅力でファンを魅了しています。
映画版「エージェント・ライアン」シリーズ（公開順）
| 公開年 | 作品名 | 主演俳優 | 原作小説 |
|---|---|---|---|
| 1990年 | レッド・オクトーバーを追え | アレック・ボールドウィン | レッド・オクトーバーを追え |
| 1992年 | パトリオット・ゲーム | ハリソン・フォード | パトリオット・ゲーム |
| 1994年 | 今そこにある危機 | ハリソン・フォード | いま、そこにある危機 |
| 2002年 | トータル・フィアーズ | ベン・アフレック | 合衆国崩壊の日 |
| 2014年 | エージェント:ライアン | クリス・パイン | オリジナルストーリー |
ドラマ版「エージェント・ライアン」シリーズ
2018年からAmazonプライム・ビデオで配信が開始されたドラマ版「エージェント・ライアン」は、ジョン・クラシンスキーを主演に迎え、新たなジャック・ライアン像を描き出しました。
現代の国際情勢を背景に、テロ組織との戦いを、より深く、リアルに描き、高い評価を得ています。
「エージェント・ライアン」シリーズの魅力
「エージェント・ライアン」シリーズの魅力は、何と言っても、スリル満点のアクションと、複雑に絡み合う人間模様にあります。
主人公ジャック・ライアンは、超人的な能力を持つヒーローではなく、知性と勇気を武器に、困難な状況に立ち向かう等身大のヒーローとして描かれています。
また、国際テロや政治的な陰謀など、現代社会が抱える問題をリアルに描き出すことで、観る者に深い思考を促す作品でもあります。
エージェント・ライアン シリーズの順番
「エージェント・ライアン」シリーズは、作品によって時代設定が異なるため、公開順と時系列順で視聴体験が変わってきます。どちらの順番で観るかによって、主人公ジャック・ライアンの成長をより深く理解できたり、意外な発見を楽しめたりするでしょう。
公開順
公開順に観ることで、映画の製作技術の進化を感じ取ることができます。また、時代背景や社会情勢の変化も感じ取ることができ、より深く作品の世界観に浸ることができるでしょう。
| 公開年 | 作品タイトル | 監督 | 主演俳優 |
|---|---|---|---|
| 1984年 | レッド・オクトーバーを追え！ | ジョン・マクティアナン | ショーン・コネリー（ジャック・ライアン） |
| 1990年 | パトリオット・ゲーム | フィリップ・ノイス | ハリソン・フォード（ジャック・ライアン） |
| 1992年 | 今そこにある危機 | フィリップ・ノイス | ハリソン・フォード（ジャック・ライアン） |
| 1994年 | クリア・アンド・プレゼン्ट・デンジャー | フィリップ・ノイス | ハリソン・フォード（ジャック・ライアン） |
| 2002年 | トータル・フィアーズ | フィル・アルデン・ロビンソン | ベン・アフレック（ジャック・ライアン） |
| 2014年 | ジャック・ライアン | ケネス・ブラナー | クリス・パイン（ジャック・ライアン） |
公開順に見るメリット
- 映画の技術的な進化を体感できる
- 時代背景や社会情勢の変化を感じ取れる
公開順に見るデメリット
- 時系列順ではないため、物語のつながりがわかりにくい場合がある
- 俳優が異なることによる違和感が生じる可能性がある
時系列順
時系列順に観ることで、主人公ジャック・ライアンの成長をより鮮明に追体験できます。CIAアナリストから現場のエージェント、そして国家の重要な地位に就くまでの彼の変化や葛藤を、より深く理解できるでしょう。
| 時系列 | 作品タイトル | 監督 | 主演俳優 |
|---|---|---|---|
| 1 | ジャック・ライアン | ケネス・ブラナー | クリス・パイン（ジャック・ライアン） |
| 2 | レッド・オクトーバーを追え！ | ジョン・マクティアナン | ショーン・コネリー（ジャック・ライアン） |
| 3 | パトリオット・ゲーム | フィリップ・ノイス | ハリソン・フォード（ジャック・ライアン） |
| 4 | 今そこにある危機 | フィリップ・ノイス | ハリソン・フォード（ジャック・ライアン） |
| 5 | クリア・アンド・プレゼン्ट・デンジャー | フィリップ・ノイス | ハリソン・フォード（ジャック・ライアン） |
| 6 | トータル・フィアーズ | フィル・アルデン・ロビンソン | ベン・アフレック（ジャック・ライアン） |
時系列順に見るメリット
- ジャック・ライアンの成長をより深く理解できる
- 物語のつながりが明確になるため、ストーリーをより深く楽しめる
時系列順に見るデメリット
- 映画の製作時期が異なるため、作品によって雰囲気が大きく変わる場合がある
- 俳優が異なることによる違和感が生じる可能性がある
どちらの順番で観るかは、あなたの好み次第です。もし迷っているのであれば、まずは公開順に観てみることをおすすめします。公開順であれば、映画史の流れに沿って作品を楽しむことができます。
【必見！】エージェント・ライアン シリーズ おすすめ作品
エージェント・ライアン シリーズは、作品によって主人公ジャック・ライアンの年齢や立場、物語の時代背景が異なります。シリーズ初心者の方や、特定の要素に注目して作品を選びたい方のために、おすすめの viewing order と合わせて作品をご紹介します。
年代順に見るならコレ！冷戦時代から現代までを描くおすすめ3選
エージェント・ライアン シリーズの魅力は、冷戦時代から現代に至るまでの国際情勢や諜報活動を描いている点にあります。時代背景を順番に追いたいという方におすすめの作品は以下の3作品です。
- レッド・オクトーバーを追え！(1984年)
シリーズ1作目であり、冷戦時代の緊張感を味わえる作品です。 ソ連の最新鋭潜水艦レッド・オクトーバーの艦長が、アメリカへの亡命を企ていたことをきっかけに、CIA分析官のジャック・ライアンが巨大な陰謀に巻き込まれていきます。潜水艦戦の緊迫感と、ライアンの冷静な分析力が魅力です。
- パトリオット・ゲーム(1987年)
ジャック・ライアンが、アナリストから現場の工作員へと転身する転機となる作品です。 ロンドンでIRAのテロに遭遇し、偶然にもテロリストを阻止したライアンは、組織の標的にされてしまいます。家族を守るために奔走するライアンの姿は、ハラハラドキドキの展開です。
- 今そこにある危機(1991年)
麻薬戦争を舞台に、国家間の陰謀に立ち向かうライアンの活躍を描いた作品です。 コロンビアの麻薬カルテルと、その撲滅を目指すアメリカ政府の戦いに、CIA分析官のライアンが巻き込まれていきます。麻薬戦争の現実と、政治的な駆け引きが描かれた社会派サスペンスです。
アクション満載！ハラハラドキドキを求めるならこの2作品
スリル満載のアクションシーンや、手に汗握る心理戦を楽しみたい方におすすめの作品は以下の2作品です。
- クリア・アンド・プレゼン्ट・デンジャー(1994年)
麻薬カルテルへの復讐を誓う大統領と、その裏に隠された陰謀に挑むライアンの姿を描いた作品です。 親友を麻薬カルテルに殺害された大統領は、ライアンに無断で秘密作戦を命じます。しかし、その作戦は、やがて国家を揺るがす事態へと発展していきます。壮大なスケールで描かれるアクションシーンは必見です。
- サマリー・アフェア(1994年)
大統領暗殺計画を阻止するために奔走する、ライアンの活躍を描いた作品です。 ロシア大統領が、クーデターによって窮地に陥ります。アメリカは、大統領の亡命を支援しようとしますが、その計画は事前に漏洩してしまいます。ライアンは、大統領を救い、陰謀を阻止するために奔走します。
政治サスペンス好きにおすすめ！頭脳戦が光る2作品
複雑な国際情勢や政治的な駆け引き、登場人物たちの心理戦など、頭脳戦を中心としたストーリー展開を楽しみたい方におすすめの作品は以下の2作品です。
- トータル・フィアーズ(2002年)
核テロの脅威に立ち向かう、CIA分析官時代の若いライアンの姿を描いた作品です。 中東で発見された核爆弾を巡り、アメリカとロシアの対立が激化します。CIA分析官のライアンは、核戦争の危機を回避するために、テロリストの真の目的を探ります。緊迫感あふれるストーリー展開と、ライアンの分析力が見どころです。
- ジャック・ライアン(2014年)
シリーズの原点とも言える作品で、ジャック・ライアンの過去が描かれています。 元海兵隊員のジャック・ライアンは、経済テロを企てるロシアの陰謀に巻き込まれます。CIA分析官として、テロリストの計画を阻止するために奮闘する姿は、他の作品とは異なる魅力があります。ケネス・ブラナー演じる悪役ヴィクトル・チェレヴィンも印象的です。
シリーズ初心者にはコレ！
エージェント・ライアン シリーズを初めて見るという方には、「レッド・オクトーバーを追え！(1984年)」がおすすめです。シリーズ1作目であり、ジャック・ライアンというキャラクターの魅力が存分に詰まった作品です。冷戦時代を舞台に、潜水艦戦の緊迫感と、ライアンの冷静な分析力が楽しめます。
時間がない人はコレ！
時間がないけれど、エージェント・ライアン シリーズの世界観を味わいたいという方には、「今そこにある危機(1991年)」がおすすめです。麻薬戦争を舞台に、国家間の陰謀に立ち向かうライアンの活躍が描かれており、ストーリーのテンポも良く、見ごたえのある作品です。
まとめ
エージェント・ライアン シリーズは、冷戦時代から現代に至るまでの国際情勢や諜報活動を描き、世界中で愛されている人気シリーズです。作品ごとに異なる時代背景やテーマで描かれているため、お好みの作品を見つけてみてください。きっと、手に汗握るサスペンスと、魅力的なキャラクターたちに引き込まれることでしょう。
「エージェント・ライアン」シリーズをもっと楽しむために
「エージェント・ライアン」シリーズをより深く楽しむための情報をまとめました。作品世界の広がりをより体感し、さらにシリーズへの理解を深めることができます。
原作小説を読む
「エージェント・ライアン」シリーズは、トム・クランシーによる小説シリーズが原作です。映像化作品では描かれないエピソードや登場人物の心情、背景などが詳細に描かれているため、より深く作品世界を楽しむことができます。
原作小説を読むことで、映像化作品では省略された部分や異なる解釈がされている部分に気づくことができ、新たな発見があるでしょう。また、映像化作品を見る前に原作小説を読むことで、登場人物やストーリー展開に対する理解を深め、より一層作品を楽しむことができます。
| 原作小説 | 映像化作品 |
|---|---|
| レッド・オクトーバーを追え | レッド・オクトーバーを追え！(映画) |
| 愛国者のゲーム | パトリオット・ゲーム(映画) |
| クレムリンの枢機卿 | クリア・アンド・プレゼンツ・デンジャー(映画) |
| 恐怖の総和 | トータル・フィアーズ(映画) |
上記以外にも、多数の原作小説が存在します。映像化作品と原作小説を比較しながら楽しむのもおすすめです。
トム・クランシー作品の世界観に触れる
「エージェント・ライアン」シリーズを生み出したトム・クランシーは、他にも多くの傑作軍事サスペンス小説を世に送り出しています。「レインボーシックス」「ネットフォース」「オプセンター」など、いずれも世界中で高い評価を受けている作品ばかりです。
これらの作品群は、「ライアンバース」と呼ばれる共通の世界観で描かれています。「エージェント・ライアン」シリーズで登場したキャラクターが、別の作品にも登場することがあります。異なる作品を通して、キャラクターたちの活躍や関係性の変化を見るのも、トム・クランシー作品を楽しむ上での醍醐味と言えるでしょう。
冷戦時代を学ぶ
「エージェント・ライアン」シリーズの多くの作品は、冷戦時代を舞台にしています。米ソ対立を背景に、国際的な陰謀やスパイ活動が繰り広げられるストーリーは、当時の世界情勢や歴史的背景を知ることで、より深く理解することができます。
冷戦時代に関する書籍やドキュメンタリー映画などを視聴することで、作品世界への没入感を高めることができるでしょう。また、冷戦時代の終結が、現代社会にどのような影響を与えているのかを考えるきっかけにもなります。
他のスパイ映画と比較してみる
「エージェント・ライアン」シリーズ以外にも、魅力的なスパイ映画は数多く存在します。「007シリーズ」「ミッション・インポッシブルシリーズ」「ボーン・シリーズ」など、それぞれに個性的な主人公や世界観があり、見比べてみるのも面白いでしょう。
それぞれの作品におけるスパイ像やアクションシーン、ストーリー展開などを比較することで、「エージェント・ライアン」シリーズの特徴や魅力を再発見できるかもしれません。また、他のスパイ映画から影響を受けたと思われるシーンや設定を見つけるのも、映画ファンにとっては楽しみの一つと言えるでしょう。
エージェント・ライアン シリーズ おすすめポイントまとめ
この記事では、エージェント・ライアン シリーズの作品を公開順と時系列順に整理し、初心者にも分かりやすく解説した。シリーズをまだ見ていない人は、ぜひこの記事を参考にしてほしい。大人気シリーズだけあって、見始めるときっと止まらないだろう。ハラハラドキドキの展開が続くので、アクション映画好きにはたまらないシリーズである。手に汗握る攻防や、巧妙なストーリー展開にきっと満足できるだろう。まだ見ていない人は、この機会にぜひ視聴してみてほしい。
