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『最強のふたり』なぜ辞めた!気まずいシーン~卵、フィリップ 再婚相手まで!

最強のふたり エンタメ
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最強のふたり』は、人生の軌道を一変させる出会いと、予測不可能な友情の物語を描く、心温まる映画です。この作品では、「なぜ辞めた」のかという疑問から始まり、フィリップとドリスの関係性を深掘りしていきます。映画の中には、二人の間に生じる「気まずいシーン」も描かれており、それが彼らの関係をよりリアルで複雑なものにしています。

現在、フィリップの再婚相手として新たな人物が登場し、物語に新たな次元をもたらします。また、アブデルが経営する「アブデル会社」は、ドリスの人生に影響を与える大きな転機となります。「卵」というシンボルは、新たな始まりや可能性を象徴し、フィリップとドリスの関係に新しい意味を与えます。

映画の背後には、「モデル」となった実在の人物のストーリーがあり、それがこの感動的な物語の基盤となっています。フィリップの子供たちも物語に織り交ぜられ、彼の人間性や父親としての一面を浮かび上がらせています。

『最強のふたり』は、過去と現在、そして未来をつなぐ強力な絆の物語であり、互いに異なる二人の男性がいかにしてお互いの人生を豊かにし、真の友情を育んでいくかを描いています。

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最強のふたり:あらすじ

最強のふたり』は、実話をもとにしたフランスのコメディ・ドラマ映画で、2011年に公開されました。監督はオリヴィエ・ナカシュとエリック・トレダノ。主演はフランソワ・クリュゼとオマール・シーです。

この映画の物語は、全身不随の富豪フィリップ(フランソワ・クリュゼ演)と、彼の介護者として雇われたばかりのセネガル出身の若者ドリス(オマール・シー演)との友情を中心に展開します。ドリスは犯罪歴があり、最初はこの仕事に対する真剣さに欠けていましたが、フィリップとの交流を通じて人生の価値や喜びを再発見し、二人は互いに深い絆で結ばれていきます。

フィリップはドリスの率直で偏見のない態度に心を開き、ドリスはフィリップの世界を通じて新たな人生観を学びます。二人の関係は、障害や社会的地位を超えた真の友情の美しさを示しています。

最強のふたり』は、ユーモアと感動を織り交ぜながら、人間関係の深さと、予期せぬ場所で見つかる希望の物語を描いています。多くの観客に感銘を与え、世界中で高い評価を受けました。

最強のふたり:な登場人物

登場人物 説明
フィリップ 全身不随の富豪。新しい介護者としてドリスを雇う。
ドリス フィリップの介護者。セネガル出身で、当初はこの仕事への真剣さに欠けていたが、フィリップとの関わりを深めるうちに変わっていく。

最強のふたり:なぜ 辞めた

育ってきた環境や性格の全く違うドリスとフィリップが、お互いの事を理解し良き関係となって行っていたのに、途中でフィリップはドリスとの別れを切り出します。そのきっかけとなったのが、屋敷にドリスの義弟アダマが訪ねて来た事でした。

アダマが怪我をしてドリスを頼ってやってきたのを見たフィリップが、自分の気持ちは抑えて(彼らの今後を気遣い)ドリスに家に帰るよう促したのでした。「辞めた」というよりも「辞めさせた」という事ですね。それもドリスに対しては顔に出していませんでしたが、心では渋々と行った所でしょう。

大人の対応でした。でもその後別の介護人がやってきても、介護が素人だったドリスよりも全くかみ合っていない様子に、相性って大事な条件の1つなんだなぁと思ってしまいます。

最強のふたり:気まずい シーン

R-12指定ですが、それ程気まずいシーンや過激なシーンは無いと思います。主人公は大人の2人という事で、その自由な気質のドリスが介護するにあたって、身体の部分のちょっとした下ネタの話が出てきたり、フィリップのためにと女性を呼んでマッサージをしてもらうシーンもあるのですが、誰かと一緒に観ていて気まずくなる程ではないです。

最強のふたり:フィリップ 再婚相手

フィリップの最初の奥さんとは、大学時代に出会って結婚したものの5回も流産して、その後は不治の病で亡くなった事が映画の中で語られています。そして最後はドリスがお膳立てして、フィリップと文通相手のエレノアがついに会って笑顔で会話をするフィリップのシーンで終わって行きます。

フィリップの再婚相手がエレノアとしては特に明記されていませんでしたが、最後にこの作品のモデルとなった2人のその後が語られ、フィリップは再婚して2人の子供に恵まれたそうです。ちなみにドリスの方も会社社長となり、結婚して3人の子供がいるそうです。今も深い絆で結ばれているそうで、2人にとって本当に良い出会いだったのだと優しい気持ちになれる終わり方でした。

最強のふたり:卵

フィリップの愛する妻が25年間もの間、毎年彼にプレゼントをしていたのが素敵な「卵の置物」でした。その作者は”ピーター・カール・ファベルジェ”で、インベリアル・イースター・エッグで有名なロシアの金細工師なのです。

それを邸宅から盗んだドリスは叔母にあげてしまい、後でフィリップに返却を求められどこにいったのか分からなくなり困惑します。そして最後にしれっとフィリップに返すのも、何とも憎めない性格が現れていました。フィリップはこの時大切な妻との思い出の卵と共に、文通相手とも楽しく会う事ができ、ハッピーなエンディングにほっこりさせられます。

最強のふたり:モデル

映画『最強のふたり』は、実際の人物の物語に基づいています。この映画のモデルとなったのはフィリップ・ポゾとアブデル・セル・ウアリです。フィリップは事故によって四肢麻痺となった富豪で、アブデルは彼の介護者として雇われたアルジェリア出身の男性です。

実際のアブデルは、映画の中で描かれているキャラクターとはいくつか違いがあります。本物のアブデルの名前はアブデルセル・ウアリで、彼はフランスで育ちましたが、アルジェリア系の家庭でした。彼とフィリップの間の絆は、映画で描かれているように非常に強いもので、二人は長年にわたって友情を育んでいます。

映画では、この実話を基にしつつも、エンターテイメントとしての要素を加え、人間関係の深さや感動を引き出すためにいくつかの創作が行われています。それにより、『最強のふたり』は国際的に成功し、多くの賞を受賞することとなりました。

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