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映画『スオミの話をしよう』あらすじネタバレ考察!原作キャスト~評価は?

映画『スオミの話をしよう』あらすじネタバレ考察!原作キャスト~評価は? エンタメ
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映画『スオミの話をしよう』は、三谷幸喜監督・脚本によるオリジナル作品で、長澤まさみが初めて三谷映画の主演を務めます。西島秀俊、松坂桃李ら実力派俳優陣も出演し、三谷ならではのユニークな演出と、豪華キャストによる演技が見どころ。

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脚本:監督 三谷幸喜 オリジナル作品

ドラマでは古畑任三郎、映画では「有頂天ホテル」「ザ、マジックアワー」等様々な作品を手掛けています。

三谷さんは作品を作るときは印象的なシーンから書き始めるといいます。
この作品では西島さんにオファーした時点で、西島さんは笑わない印象を持っていたが笑顔が素敵で、西島さんの一番楽しそうな所を見せたいとの印象を持ったそうです。

そしてもう一つ。人には家族に見せる顔と仕事の顔、一人でいる顔様々な顔があるが、職場の人と家族がいる時に会ったら、どの顔をすればいいのかをヒントにスオミを作り出したといいます。
とにかくこの作品ははじめから5人の夫が集まる所から始まりますが、長回しをして俳優さんの様子を伺っていたそうです。

三谷幸喜:作品を作るときのこだわり

三谷さんはとにかく、世間にはまだ知られていない俳優さんの良さを映像にしたいという気持ちが強く、今回俳優さんの素敵な姿が見せられたと思うと話しています。

脚本は、俳優さんへのラブレターのようなもので、あなたの事を書いているとアピールしているといいます。俳優さん達を尊重してくれているのがわかります。
僕の台本は説明ゼリフがないので思えやすいと三谷さんははなしています。

三谷さんといえば、結構同じ俳優さんを出演させる印象が多いですが、自分と同じ感覚の人のほうが説明する時間が省けるからと言うことで、今回西島さんは初でしたが、感覚が一緒だったようです。

スオミの話をしよう:キャスト

スオミ役 長澤まさみ

5人の夫を持つ女役。
夫によって全然違う別の顔がある女性。監督と試行錯誤で役を演じたようです。相手に対して違う顔は日常にはよくあるけど、なかなか表現するのは難しい役

長澤まさみさんといえば、コンフィデンスマンJPでの可憐な演技が印象深いがそれを彷彿とする役どころ。
小林さんの妻のときの中国語は、本物だそう。
監督はその人を輝かせてくれるかたで、同じように演じてくれている感覚。

魚山大吉役(第1元旦那):遠藤憲一

M気質で使用人。寒川の家で庭師を務める。

遠藤さんと監督はかなり共演していますが、少しおもちゃにしている役が多いそうです。
長澤まさみさんとは友達のような関係でもあります。監督に一番愛してると思って、と言われて読み合わせでは大きい声を出していたが、高倉健さんをイメージして書いたからと言われてしまったそう。
西島さんとは北野映画でキスを何度もしたそうでお互いキュンとされたと話ています。

十勝左衛門役(第2元旦那)松坂桃李

もとマルチ商法を行っていた自信家のYouTuber。ポジティブ思考。

松坂桃李さんは監督曰く不器用ながら作品を楽しんでいる方。面白くしようとしてないところが面白い。

宇賀神守役 (第3元旦那):小林隆

お人好しな刑事で妻を中国人だと思っている役

小林さんは本当は面白い人なのに世間には人気されてなく、その魅力を伝えたいと三谷監督は話しています。今回目張りをバリバリされています。古畑任三郎にも警察役で出てましたね。

草野圭吾役(第4元旦那):西島秀俊

神経質な警察官。冷静で慎重。
西島さんは周りからは寡黙な印象ががあるが噺家のように話している。すぐ笑う人で小林さんと一緒だと目張りがツボでいつも笑っている。だからこそ小林さんを近くに常にいてもらうようにしていた。
甘いものが好きで、食欲旺盛。
監督の演出のワードが面白く笑ってしまう

第5旦那(現在の旦那)寒川しずお役:坂東彌十郎

金持ちで自分勝手な詩人。
彌十郎さんは結構撮影で比較的緊張する方だそうです。ダンスに味があって可愛いから憎いと監督に言われています。

他にも西島さんの後輩には瀬戸康史さん。謎の女性の宮澤エマさん。坂東さんの世話係の戸塚純貴さん等個性的な俳優さんたちがいます。この方たちがキーマンになってくるのでしょうか。

スオミの話をしよう:あらすじ

ある日スオミが行方不明になります。そこでスオミの行方を探す為、現在旦那の寒川の豪邸に元旦那も集まってきました。
5人の男性が集まり不思議な空間がうまれます。
「おじさん、2枚目、おじさん、2枚目、おじさん」と並びます。

スオミの話をしていくと、スオミはそれぞれの旦那に対して全く別の顔を持っていました。
第1の旦那(遠藤憲一)にはツンデレで、寒川への料理も魚山が作っていた。カロリーを極度に気にして気楽にご飯が食べられない環境。

第2の旦那(松坂桃李)にはスオミは頭が良かったと。十勝に決断を合わせてついてきてくれる女性。スオミの意見は通らない事が多い。

第3の旦那(小林隆)には、スオミは中国人で中国語しかはなせないと思っていた。話が通じず、ものを与えていた。

第4の旦那(西島秀俊)は、運転が下手でおっちょこちょい。スオミは自己肯定感が低いと思っている。スオミの人格を否定、決定権もない。

第5の旦那(坂東彌十郎)は、スオミは良妻賢母の印象だったといいます。

あまりに違うスオミの姿に5人の夫は動揺をしますが、スオミを探すために協力しあうのですが‥
スオミの本心とは‥
スオミはなぜ行方不明になったのか。なぜ夫によって顔が変わるのでしょうか。

スオミの話をしよう:ネタバレ

一人ずつの結婚生活を見ていると、スオミが行方不明になった理由が少しみえてきました。なんとなく共通点があるのです。
トロフィーワイフ(経済的に成功した人が美しくて若い妻をもつこと)に寒川がしていたり、他の4人もスオミを自分のもののような扱いをしていたのです。

そんな中で誘拐犯から身代金の電話がかかってきました。そこで、5人の男たちは誰が愛されていたのかの話になります。
スオミに何回会っていたいた。いくらあげていた等マウントの取り合い。スオミの安否等気に求めてない様子。

3億円の身代金が要求されますが、寒川は拒否をします。
そして空のボストンバッグを持っていったことで身代金引き渡しを失敗します。

そしてまた犯人は違う要求をしてくるのですが、スオミの5人の男たちは今度は成功するのでしょうか‥

スオミが行方不明になったのは、事件でもなくスオミなりに想いがあったのです。
その人によって理想の妻になれるように自分を殺して変えてきたということなのです。

行方不明(偽装誘拐)それは自分の人生をリセットするためでした。

偽装誘拐はスオミが一人で考えたことだったのでしょうか。

そしてスオミの過去にも関係が‥

スオミの名前にも最後は関わってくるようです。

予告ではスオミが男性を翻弄しているようにも見えますが、実は男性優位主義に悩んでいたスオミの苦労が見えてきます。
スオミの苦悩はなくなる日が来るのでしょうか‥
そしてスオミの叫びとは‥

スオミの話をしよう:見どころ

それぞれの夫婦の生活がどう違っていたのかと言う所は一つの見どころですね。長澤まさみさんの雰囲気の違う奥様役が楽しみです。
コメディな所も楽しみですが、スオミの真実がわかったときに男性陣がどんな反応をしてくるのか、個々に個性が違うので面白そうです。

三谷作品としての、言葉や動作の面白さ。西島さんの笑顔が映像で見られるのかも注目しています。長回しの俳優さんの反応や、アドリブがどこかも楽しみです。
男性優位社会から抜け出すためにスオミの行動は、様々なことに悩んでいる女性たちへのメッセージにもなるのではないかと期待しています。
だからと言って男性の事を憎んでいるわけでもなさそうで、ミュージカルパートでスオミの本音が聞けそうですね。
ミュージカルにはみんなのダンスもあるようなので、俳優さんのダンスが見れるのも貴重です。
三谷さんの言うようにどの俳優さんも輝かせることができたと言ってましたので、素晴らしい映画には間違いないです。

スオミの話をしよう:音楽

音楽は三谷作品でお馴染みの荻野清子さん。映画上映前にサンウンドトラックをすでに発売されています。それぞれの旦那に合わせての音もあるようです。

映画の最後には長澤まさみさんが可憐に歌に乗せてミュージカルを披露してくれる場面があります。大ミュージカルソングの「ヘルシンキ」が流れるようで、盛大な最後になりそうです。

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