映画『ヴェノム』は、マーベル・ユニバースの中でも異彩を放つキャラクターであり、ダークで強力なアンチヒーローとして知られています。しかし、そんなヴェノムには、意外にも「いいやつ」で「かわいい」一面が隠されています。本記事では、ヴェノムの魅力的なキャラクター性に迫り、彼がどのようにしてマーベルやスパイダーマンの世界と繋がっているのかを探っていきます。ヴェノムの知られざる一面を知れば、あなたも彼のことがもっと好きになるかもしれません！
『ヴェノム』いいやつ
全身真っ黒で、引き締まった筋肉隆々の身体、大きく裂いた口と吊り上がった大きな目、というヴェノムの姿だけでもとっても怖いヤツという印象がありました。最初は黒いアメーバーのようで、生き物の身体に入り込んで寄生するので、それに入られたエディもどうなってしまうのかとハラハラしました。でも意外にもヴェノムとエディの相性が良くって、お互い”落ちこぼれ”という部分に共感したり、ヴェノムが地球に居心地の良さを感じた事から、同種である地球外生命体・シンビオートたちが地球を乗っ取ろうとするのを阻止しようと、2人(?)で奮闘するのを見ていると「ヴェノムってとってもいいやつ！」って感じてどんどん応援したくなります。
『ヴェノム』かわいい
ヴェノムは見た目はグロテスクですが、最初にエディの中に入った時のやりとりで面白かったのが、ドレイクの手先が部屋に押し入ってきた時、エディは無抵抗の印として両手を上げるのに対して、中のヴェノムが『カッコ悪い』と手を下すやりとりが笑えます。また、エディが自分の手から黒いのがウニヨウニョと出てきたのを見て「何だ？」と言ったら、ヴェノムが『”誰”と言え！』ってすかさず言うのも愛嬌があってイイ感じでした。そんな2人のやりとりからもヴェノムのかわいい面と、このコンビのバディとしての面白さが見えて来ます。また、ヴェノムは人間(脳や臓器)を美味しく食べてしまう習性があるのですが、エディに止められてからはポテトとチョコレートを欲しがります。なんだか子供みたいでかわいいですね。でもそれには理由があって、ヴェノムは脳の中にある”フェネチルアミン”という成分が好物で、チョコレートにもそれが含まれているからなのです。
『ヴェノム』スパイダーマンつながり
ヴェノムの始まりは、スパイダーマン(ピーター・パーカー)が元のようです。寄生生物・シンビオートで作られた生体スーツを彼が着用する事で、自身の能力が向上するのが気に入って愛用していたものの、それが装着者を凶暴化させてしまう事が分かり脱ぎ捨てた経緯があります。なので当初スパイダーマンを模して作られてので、ヴェノムの見た目がスパイダーマンに似ている理由なのでした。
『ヴェノム』優しい
ヴェノムは見た目とは逆にエディの友達を襲おうとした時、「友達には手を出すな！」というエディの言葉を素直に聞いたり、元婚約者アンの事がいつも気になり辛い気持ちを抱えているエディに共感してフォローしたりと、優しい一面も持っています。エディとの共生によってヴェノムも人間よりの考え方になっていっているのか、エディの思考を読んでいるのか、馴染みの商店に押し入った強盗もペロリとやっつけてしまいます。
『ヴェノム』あらすじ
ドレイク率いるライフ財団の宇宙船が宇宙生命体を採取し、それの入ったサンプルと共に地球に帰還しようとし墜落事故を起こしてしまいます。そこで4つのサンプルの内3つは回収できたものの、1つは近くにいた作業員に寄生して居なくなってしまいます。ドレイクはこの寄生生物シンビオートと人間を合わせて”宇宙で生きて行ける能力”を獲得しようと密かに非人道的な人体実験を行っていました。両者の共存が難しい中、記者のエディと共生関係が持てたヴェノムが協力し合う仲となり、ドレイクと別のシンビオートの野望を阻止しようと激しい対決へと進んで行きます。
『ヴェノム』マーベルじゃない
ヴェノムはマーベルじゃないと思う人はいるのでしょうか？いえいえ、原作はマーベル・コミック社の出版しているコミックスに登場するダークヒーローなのです。なのでマーベルだし、そのキャラクターを起用した映画作品を”ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース”が次々と制作していて、の第1作目の映画が「ヴェノム」なのです。そこから「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」へと続いて行きます。また、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)とはマルチバースの関係にあります。MCUも原作のマーベル・コミックを元にスーパーヒーローの実写映画(アイアンマン、インクレディブル・ハルク、マイティ・ソー、アベンジャーズなど)を作っています。
『ヴェノム』マーベル繋がり
ヴェノムはマーベルじゃないと思う人はいるのでしょうか？いえいえ、原作はマーベル・コミック社の出版しているコミックスに登場するダークヒーローなのです。なのでマーベルだし、そのキャラクターを起用した映画作品を”ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース”が次々と制作していて、の第1作目の映画が「ヴェノム」なのです。そこから「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」へと続いて行きます。また、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)とはマルチバースの関係にあります。MCUも原作のマーベル・コミックを元にスーパーヒーローの実写映画(アイアンマン、インクレディブル・ハルク、マイティ・ソー、アベンジャーズなど)を作っています。
