ホームアローンの悪者(敵)コンビを解説!あの泥棒たちの名前や特徴とは?

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ホームアローンの悪者(敵)コンビを解説!あの泥棒たちの名前や特徴とは? エンタメ
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映画『ホーム・アローン』が単なる子供向けのコメディ映画を超えて、歴史に残る名作となった理由は、主人公ケビンの可愛らしさだけではありません。彼と対峙する泥棒コンビの強烈な存在感があってこそです。

「あの泥棒たち、なんて名前だったっけ?」
「何度もひどい目に遭うのに、不死身すぎてなぜか憎めない」

凶悪でありながら、どこか抜けていて愛嬌がある彼らのキャラクターは、映画の面白さを決定づける最も重要なスパイスです。今回は、クリスマスにマカリスター家を執拗に狙ったあの悪者(敵)たちについて、正式な名前や特徴、そしてケビンから受けた散々な仕打ちの数々を徹底解説します。

この記事でわかること

  • 泥棒コンビの正式名称「ウェット・バンディッツ」の由来と意味
  • 小柄なハリーと長身のマーヴ、それぞれの性格分析と役割
  • 思わず同情してしまう!?ケビンが仕掛けた痛すぎる罠リスト
  • 演じた名優ジョー・ペシとダニエル・スターンに関する意外な裏話
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ホームアローンの悪者(敵)コンビの正体

物語の中で、クリスマスの休暇を利用して留守になった家々を次々と狙う空き巣二人組。彼らには、自分たちで名付けた誇り高き(?)通り名(チーム名)があります。

通称「ウェット・バンディッツ(水浸し強盗)」とは

水道の栓を全開にする蛇口のイラストと、それを自慢げに語るマーヴ、呆れるハリーの表情アイコン。

彼らの通り名は「ウェット・バンディッツ(The Wet Bandits)」。日本語吹き替え版では「水浸し強盗」とも訳されています。

なぜ「水浸し」なのでしょうか?
それは、相方のマーヴが持つ奇妙な「こだわり」に由来します。彼は盗みに入った家を出る際、わざわざキッチンの水道の栓を全開にして排水溝を塞ぎ、家の中を水浸しにしてから立ち去るのです。

なぜそんなことをするの?

マーヴ曰く「これが俺たちの名刺代わり(犯行声明)になる」とのこと。「ウェット・バンディッツ参上!」というアピールのつもりであり、どの家を自分たちがやったか警察に知らせるためのサインですが、慎重な相棒のハリーからは「警察に捕まりやすくなるだけだ、やめろ」と呆れられています。

実際に、彼らが逮捕された際には、この「水浸し」という極めて目立つ手口が決定的な証拠となり、近隣で起きていた過去の空き巣事件の多くが彼らの犯行であることが立証される結果となりました。

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泥棒たちの名前とそれぞれの役割

では、個別のキャラクターについて詳しく見ていきましょう。二人は見た目も性格も正反対の「凸凹コンビ」であり、その掛け合いが漫才のように面白いのも特徴です。

小柄なハリー・ライムと長身のマーヴ・マーチャンツ、それぞれの特徴・役割・弱点・演者を対比させた図。

 

泥棒コンビのプロフィール比較
名前 ハリー・ライム マーヴ・マーチャンツ
特徴 小柄で怒りっぽい、金歯が光る 長身でヒゲ面、少し抜けている
役割 リーダー、司令塔、頭脳派(自称) 実行部隊、天然ボケ、ムードメーカー
弱点 短気で冷静さを失いやすい タランチュラ、暗闇、足元不注意
演じた役者 ジョー・ペシ ダニエル・スターン

小柄な頭脳派「ハリー・ライム」

泥棒コンビのリーダーであるハリーのイラスト。特徴である金歯が光っており、短気な性格や演じたジョー・ペシについての情報が記載されている。

コンビのリーダー格で、背が低くずんぐりした体型の男がハリーです。 物語の冒頭では警官に変装してマカリスター家に潜入し、家の防犯システム(タイマーで点灯する照明など)や家族の旅行日程を巧みに聞き出すなど、狡猾で計画的な一面を見せます。

  • 性格: 非常に短気で口が悪く、思い通りにいかないとすぐに怒鳴り散らします。プライドが高いため、子供であるケビンにコケにされたことに最も腹を立て、盗みよりも「ケビンへの復讐」に執着し、執拗に追いかけ回します。
  • 特徴: ニヤリと笑うとキラリと光る「金歯」がトレードマーク。ケビンが彼を泥棒だと見抜いたきっかけも、この金歯でした。
  • 裏話: 演じたジョー・ペシは『グッドフェローズ』などのマフィア映画で知られる強面の名優です。撮影中、役柄のイメージを壊さないため、また子役のマコーレー・カルキンに余計な緊張を与えないよう、あえて現場では距離を取っていたというエピソードが語られています。

長身で少し抜けている「マーヴ・マーチャンツ」

泥棒コンビの相棒マーヴの紹介画像。彼が苦手とする大きなタランチュラのイラストと、お調子者な性格についての解説。

背が高く痩せ型で、長いコートを着た少しおバカな相棒がマーヴです。 ハリーの指示に従って動きますが、余計なこと(水浸しにする、盗んだ家の留守番電話のメッセージを盗み聞きする、お菓子をつまみ食いするなど)をしてはハリーに怒られています。

  • 性格: 陽気で子供っぽいところがあります。盗みに入った家でクリスマスツリーに見とれたり、おもちゃで遊んだりと緊張感がありません。しかし、その屈託のない態度が結果的に彼のキャラクター的魅力となっています。
  • 特徴: 蜘蛛(特にタランチュラ)が大の苦手。彼が巨大なタランチュラを顔に乗せられた時の、裏返った甲高い叫び声は映画史に残る名(迷)シーンの一つです。
  • 魅力: 悪党でありながらどこか憎めない愛嬌があり、彼の間抜けなリアクションや独り言がコメディパートを大きく盛り上げています。
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ケビンに仕掛けられた悲惨な罠リスト

マカリスター家の青写真(見取り図)。玄関、階段、地下室など、ケビンが泥棒撃退のために罠を仕掛けた場所に警告マークがついている。

『ホーム・アローン』のクライマックス、ケビンが作成した完璧な「バトルプラン(作戦計画)」に基づいて、二人の泥棒は散々な目に遭います。 ここでは、彼らが受けた特に印象的な(そして現実なら即病院行き、あるいはそれ以上になりかねない)ダメージをリストアップしました。

ハリー(小柄な方)が受けた主な被害

ハリーが受けた罠のイラスト図解。熱されたドアノブによる手の火傷、頭上からのバーナー、接着剤と羽毛を浴びた様子が描かれている。

  • BB弾の直撃: 玄関ののぞき穴から様子を伺った瞬間、待ち構えていたケビンに下半身の急所付近を撃たれ、悶絶。
  • 熱々のドアノブ: 電気バーナーで真っ赤になるまで内側から熱せられたドアノブを知らずに握り、手のひらに「M(マカリスターのM)」の字のような重度の火傷を負う。
  • バーナーの火炎放射: 勝手口を開けた瞬間、仕掛けられた紐が引かれ、頭上からバーナーの炎を浴びる。帽子と髪の毛が燃え上がり、雪の中に飛び込む羽目に(続編でも繰り返されるお約束のシーン)。
  • 接着剤と羽毛: 部屋に入った瞬間、ラップに塗られた強力接着剤を全身に浴び、さらに巨大扇風機で大量の羽毛を吹き付けられ、「巨大な羽毛まみれのニワトリ」のような姿になる。

マーヴ(長身の方)が受けた主な被害

マーヴが受けた罠のイラスト図解。顔面に落下するアイロン、足に刺さる釘、顔に乗ったタランチュラが描かれている。

  • BB弾の直撃: ペット用ドアから顔を出して「誰かいるかー?」と呼びかけた瞬間、至近距離から眉間を撃たれる。
  • 熱々アイロンの落下: 地下室の電気をつけようとして紐を引くと、ダストシュートの上から重いスチームアイロンが落下し、顔面を直撃。くっきりとアイロンの底面の形が残る。
  • タールの階段と釘: 地下室からの階段に塗られたタールで靴と靴下を奪われ、裸足になった足で、床に垂直に立てられた非常に長く鋭利な釘を全体重をかけて踏み抜く、シリーズ屈指の痛覚破壊シーン。
  • タランチュラ: ケビンの兄バズが飼っていたタランチュラを顔に乗せられ、絶叫。払いのけようとした相棒のハリーに誤ってバールで殴られ、さらにダメージを負う。

現実なら重症では済まない?

医師や専門家が映画の罠を真面目に検証したところ、アイロンの直撃は顔面骨折や失明の危険性、バーナーは頭皮への重度の火傷、ペンキ缶の直撃は脳震盪どころか頸椎損傷により致命傷になり得ると指摘されています。

普通ならとっくに動けなくなっているはずですが、何度やられても立ち上がる彼らの異常なタフさは、「トムとジェリー」のようなカートゥーン・コメディだからこそ成立する世界観なのです。

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まとめ:彼らがいたからこそホームアローンは名作になった

ケビンの罠にかかり、羽毛と雪にまみれてボロボロになったハリーとマーヴのイラスト。「最高のやられ役が、最高の傑作を生んだ」というメッセージ。

今回は、『ホーム・アローン』の愛すべき悪役、ハリーとマーヴについて解説しました。

  • 通り名は「ウェット・バンディッツ(水浸し強盗)」
  • ジョー・ペシ(ハリー)とダニエル・スターン(マーヴ)の名演が作品を支えている。
  • 彼らの「やられっぷり」と誇張されたリアクション芸が、ケビンの活躍を最大限に引き立てている。

彼らは確かに家宅侵入を繰り返す犯罪者ですが、その執念深さと驚異的なタフさ、そして見事なまでのコメディ演技は映画史的にも高く評価されています。
次回の視聴時は、ケビンを応援しつつも、「次はどんな罠にかかって、どんな悲鳴をあげるんだ?」と彼らの受難にも注目してみてください。きっと笑いが止まらなくなるはずです。

※本記事の内容は映画作品および公開情報をもとに細心の注意を払って作成していますが、万が一誤認や解釈違いがある可能性も否定できません。正確な情報については、必ず映画本編、公式パンフレット、制作資料などの公式情報をご確認ください。

本記事の内容は、執筆時点で入手可能な情報に基づいておりますが、情報が最新でない場合や誤りが含まれる可能性がございます。ご理解いただければ幸いです。又当サイトの画像はAIによるイメージ画像です。ご理解のほどよろしくお願いします。
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