記憶を失ったヒロインのまことは、事故の夜に記憶喪失になり、人生が一変します。彼女のバッグには贈ろうとしていた男性用の指輪が入っており、誰に贈ろうとしていたか思い出せません。その指輪が合う三人の男性が現れ、まことの前に謎が広がります。
みんなが「自分のキャラクター」を演じているけれど、本当の私はどれ？まことが「恋の相手」と「本当の自分」を探すロマンティックコメディーミステリーです。このドラマでは、生見愛瑠がゴールデンタイムの連続ドラマで初めての単独主演を務めます。
『くるり〜誰が私と恋をした？〜』は、記憶を失ったヒロインが「自分らしさ」から解放されながら本当の自分を探す旅を描いています。
三人の男性は「元カレ」、「唯一の男友達」、「運命の相手」としてまことを翻弄しますが、彼らにはそれぞれ秘密があります。ドラマは、3人との関係が進展するにつれて、まことの姿がどのように変わっていくかにも焦点を当てています。
くるり：あらすじ
桜が舞う夜、事故により記憶を失った緒方まこと（生見愛瑠）。彼女は自分の名前を含むすべての記憶を忘れ、手元には美しくラッピングされたジュエリーケースが残されていました。中には男性用の指輪が入っており、まことはそれを誰に贈ろうとしていたのか思い出せません。
記憶喪失後、退院して自宅に戻ったまことの部屋は無機質で、クローゼットにはモノトーンの服が並んでいます。これが彼女が個性を抑え、目立たないように生きてきた証拠でした。
孤独を感じながらも、まことの元には唯一の男友達と称する同僚の朝日結生（神尾楓珠）、元カレでフラワーショップの店主西公太郎（瀬戸康史）が次々と訪れます。まことは彼らに自分のことを知りたいと話しますが、他人事のように感じてしまいます。試しに記憶の手掛かりになる指輪を彼らにはめてみると、不思議なことに二人ともピッタリでした。
戸惑いつつも職場に復帰したまことは、同僚から過去の自分のエピソードを聞き、落ち込んでしまいます。そんな中、人懐っこい笑みを浮かべる板垣律（宮世琉弥）が突如現れます。まことは勢いで会社を辞め、就職活動に専念しますが、記憶喪失のため自己PRや長所と短所が答えられずに苦労します。朝日は向いてる仕事を紹介し、律は「自分の人生を幸せにするのが仕事」と励まし、公太郎は好きなことを仕事にすることを提案しますが、まことは好きなことすら分からず落ち込みます。
何をやりたいかわからないまま、何ができるかを探ろうと朝日と共に様々なことに挑戦します。その過程で公太郎のフラワーショップに律が訪れ、律の正体が少しずつ明らかになります。公太郎、朝日、律との交流を通じて、まことは自分がやりたいことを見つけ出します。指輪職人への道を歩み始めるも、まことは自分が思っていた以上に不器用で、練習してもうまくいかずに落ち込んでしまいます。熱中しすぎて作業が雑になるまことに、指輪職人の杏璃（ともさかりえ）は休むように忠告します。
公太郎のフラワーショップを訪れたまことは、自分の悩みを相談します。公太郎は、練習しても上達しないことに対し、休息の重要性を説きます。そして、記憶を取り戻すきっかけ
を求めて、まことは自分が事故に遭った場所を訪れることを決意します。心配する公太郎と共に現場に向かうと、そこには不意に朝日が現れます。一方で、律もリングショップにまことを訪ねてきますが、律が知ってはいけないはずの場所に現れたことにまことは驚きます。そして、律の指にもまことのリングがぴったりとはまることが判明します。公太郎、朝日、そして律と、ピッタリ合う男性が三人もいることに、まことは混乱します。そして、律の真の目的が明らかになるにつれて……
くるり：キャスト
| 役名 | 俳優名 |
|---|---|
| 緒方 まこと | 生見愛瑠 |
| 西 公太郎 | 瀬戸康史 |
| 朝日結生 | 神尾楓珠 |
| 板垣 律 | 宮世琉弥 |
| 平野香絵 | 丸山 礼 |
| 早瀬 類 | 高野 洸 |
| 今野 愛 | 小日向ゆか |
| 豊田美緒 | 村方乃々佳 |
| 井口太郎 | 肥後克広 |
| 立川杏璃 | ともさかりえ |
| 井口千草 | 片平なぎさ |
恋の四角関係を展開する男性キャストには、瀬戸康史、神尾楓珠、宮世琉弥が選ばれています。記憶の手がかりとなる指輪がピッタリと合う彼らは、それぞれ「元カレ」、「唯一の男友達」、「運命の相手」と名乗り出ます。謎に満ちた恋が動き出します。
くるり：原作・脚本
脚本：吉澤智子
くるり：主題歌
Da-iCE「I wonder」
