ドラマ『笑うマトリョーシカ』は、豪華キャストの競演と複雑なストーリーラインが見どころです。主演の水川あさみは、真実を追い求める新聞記者・道上香苗を演じます。彼女は未来の総理候補とも目される若き政治家・清家一郎とその有能な秘書・鈴木俊哉の“奇妙な関係”に違和感を抱き、その背後に潜む黒い闇を暴こうとします。水川あさみのTBS連続ドラマ出演は8年ぶりとなり、彼女の強い執念が物語を動かす原動力となります。
玉山鉄二が演じる鈴木俊哉は、清家一郎の高校時代からのブレーンであり、現在も彼を支える有能な秘書です。しかし、清家の自叙伝には鈴木の存在が一切触れられていないことから、彼の過去に何か隠された秘密があることが示唆されます。この関係性を探る道上香苗は、清家の政治家としての栄光の裏にある不審な死亡事故に気付き、その真相を追います。
櫻井翔が演じる清家一郎は、印象的な笑顔とリベラルな言動で国民から絶大な支持を受ける政治家です。しかし、その完璧なパブリックイメージの裏では、数々の陰謀と不正が渦巻いています。彼の厚生労働大臣としての役割や未来の総理候補としての立場が、物語の緊張感を一層高めます。
物語は、道上香苗が清家と鈴木の関係を掘り下げていく中で、次々と新たな事実が浮かび上がるスリリングな展開を見せます。道上の父の突然の死や、それに絡む過去の事件が明らかになることで、物語はさらに深みを増します。視聴者は、一瞬たりとも目が離せない緊迫感と、人間の欲望が織り成す複雑なストーリーに引き込まれることでしょう。
このドラマは、政治サスペンスの枠を超え、ヒューマンドラマとしても見応えのある作品です。豪華キャストによる演技と緻密に練られたストーリーが、視聴者を魅了すること間違いありません。7月期の金曜ドラマ枠で放送される『笑うマトリョーシカ』にぜひご期待ください。
笑うマトリョーシカ：ドラマ原作
原作 … 早見和真「笑うマトリョーシカ」（文春文庫）
笑うマトリョーシカ：ドラマあらすじ
2022年4月
新たに発足した内閣には、厚生労働大臣として初入閣した若手議員・清家一郎（櫻井翔）が注目を集めていました。リベラルな言動で国民の支持を集め、未来の総理候補とも目される清家は、若返りを図る新内閣の象徴として華々しくデビューしました。
同じ頃、東都新聞文芸部の記者・道上香苗（水川あさみ）は、清家の自叙伝の紹介記事の取材で愛媛県松山にある彼の母校を訪れていました。そこで担任の口から語られたのは、自叙伝には登場しない鈴木俊哉（玉山鉄二）というブレーンの存在と、現在の清家のイメージとはかけ離れた高校時代の姿でした。鈴木は清家を生徒会長に押し上げ、現在も秘書として彼を支え続けています。
「それほど重要な人物を、なぜ清家は自叙伝に書かなかったのか」
この疑問を抱いた道上は、その理由を探るために当時の関係者を取材しようとします。
そんな中、道上に一本の電話が入ります。相手はかつて敏腕記者だった父・兼髙（渡辺いっけい）。「調べていることがある」と相談を持ちかけた瞬間、兼髙は突然の交通事故で命を落としてしまいます。
道上が追い始めた人気政治家とその秘書の“奇妙な関係”。その矢先に訪れた父の突然の死。これから待ち受ける衝撃の展開と真実とは？
野望と失脚、陰謀と裏切り･･･人間の欲望と謎が絡み合うスリリングな物語が今、幕を開けるのです！
笑うマトリョーシカ：ドラマキャスト
| 役名 | 俳優名 |
|---|---|
| 道上 香苗（みちうえ かなえ） | 水川あさみ |
| 鈴木 俊哉（すずき としや） | 玉山鉄二 |
| 山中 尊志（やまなか たかし） | 丸山智己 |
| 旗手 健太郎（はたで けんたろう） | 和田正人 |
| 佐々木 光一（ささき こういち） | 渡辺 大 |
| 青山 直樹（あおやま なおき） | 曽田陵介 |
| 坂本 一紀（さかもと かずのり） | 中山麻聖 |
| 凜々（りんりん） | 咲耶 |
| 道上 兼髙（みちうえ かねたか） | 渡辺いっけい |
| 羽生 雅文（はぶ まさふみ） | 大鷹明良 |
| 諸橋 育夫（もろはし いくお） | 矢島健一 |
| 藤田 則永（ふじた のりなが） | 国広富之 |
| 一色 清彦（いっしき きよひこ） | 東根作寿英 |
| 武智 和宏（たけち かずひろ） | 小木茂光 |
| 和田島 芳孝（わだじま よしたか） | 加藤雅也 |
| 道上 香織（みちうえ かおり） | 筒井真理子 |
| 謎の女 | 高岡早紀 |
| 清家 一郎（せいけ いちろう） | 櫻井 翔 |
