『ストレンジャー・シングス』は、その独特の雰囲気とスリリングなストーリーテリングで世界中にファンを持つシリーズですが、一部では「気まずさ」や「つまらなさ」との声も聞かれます。本記事では、なぜこのシリーズがこれほどまでに人気を博しているのか、その理由を掘り下げます。また、シリーズを象徴する存在であるデモゴルゴンの正体に迫り、その背後にあるストーリーと秘密を明らかにします。シリーズのあらすじとともにネタバレも含まれるため、ご注意ください。なぜ『ストレンジャー・シングス』は視聴者を惹きつけ、話題を集め続けるのでしょうか?この記事で深掘りします。
ストレンジャー シングス 気まずい
気まずいシーンは、異界の生物に人間や動物などが襲われてしまうので、少しグロテスクな印象をところどころで感じました。それがシーズン1から4へと進んで行く程に加速し、傷をえぐるシーン、手足を折られて死んでいくシーンなども出てくるので目をそむけたくなったりもします。
しかし、それよりもそのストーリー展開の方が面白くて、ホラーが少々苦手な私でも最後まできっちりと観る事が出来るのでした。出血など苦手な方はそのシーンだけちょっと目をふさいでいた方が良いかもです。
16+/暴力シーンという注意書きでしたが、年頃の少年少女の恋愛模様も描かれているので、前半はHシーンがチラホラ、キスシーンもよく見られる様になっていきます。なので、親子で観ていると気まずく感じる人も出てくるかと思います。
ストレンジャーシングス:なぜ人気
この作品が全世界でなぜ人気なのでしょうか。私がこの作品を見て一番ウキウキしたのが音楽です。
舞台は1980年代という事で、色々なシーンに当時の懐かしいヒットソングが取り入れられているのが嬉しい点の1つでした。
メタリカ・デュランデュラン・ポリス・ジャーニーなどなど、沢山の聴き馴染んだ音楽が採用されています。そんな音楽を楽しみながらも、ホーキンスの町で繰り広げられる不思議で恐ろしい事件と、それに向き合い対決していく人々の様子をハラハラしながらも面白く観て行けるのが人気の理由の1つだと思います。
この人々を苦しめる謎の出来事に対峙して行くのが、最初に行方不明となったウイルの仲間ら子供たちグループ・彼らの姉や兄たち少し年上グループ・ウイルの母親とその元同級生の警察署長といった大人グループ、多方面からのストーリーが展開されて行く設定もこの物語に深みを与えていて、最後まで飽きの来ない上手い構成になっているのも魅力的な点の1つだと思います。そして私のようにホラーが苦手という方も、一度トライしてみて欲しい作品でもあります。
ストレンジャーシングス:デモゴルゴン
“デモゴルゴン”とは、シーズン1で出くる異界のモンスターです。12歳の少年ウィルがそのモノによって突然さらわれてしまい、彼がどこに連れ去られたのかという事が大きなテーマとなっています。
他にもバーバラという身近な女生徒も何者かに連れ去られてしまうので、この町の裏側でいったい何が起こっているのか、恐ろしくも謎めいた展開がどんどんと続いて行くので目が離せなくなります。
気になるこのモンスターの姿が(少しずつなのですが)見られるのは後半になってからです。
ねばねばとした薄暗い場所にいて、そこは有毒な裏側の世界なのです。その世界とある研究所が関係していて、その存在を知ったウイルの母と元同級生のジムとで防具服を着てウイルを探しに行くのです。また別のシーンで、夜に獲物を求めてモンスターが森に出て来ている映像もありました。
そしてシーズン1の最終話でその姿がハッキリと出てきます。体は人間の形のようですが、攻撃する時には頭部は花が開く様にパックリと割れ口だけの様子は異形としか言い表せません。このシーズン1では、そのデモゴルゴンと名をつけられたモンスターの事などを含め多くの謎が残されたまま終了していきました。
その後シーズン2と3では”マインドフレイヤー”なるものが更に登場します。この敵は生き物を意のままに操ってしまうのが怖い点です。そしてシーズン4では”ヴェクナ”という、これまた異形の生き物が信じられない程のパワーで人々に襲い掛かってくるのも必見です。
ストレンジャーシングス:あらすじ
『ストレンジャー・シングス 未知の世界』は、1980年代のアメリカを舞台にしたサイエンスフィクション・ホラー・ドラマです。このシリーズは、インディアナ州の架空の小さな町ホーキンスで起こる超自然的な出来事を中心に展開します。
物語の始まりは、ホーキンス国立研究所で行われている政府の秘密実験から逃げ出した謎の少女イレブンと、彼女と友達になるマイク、ルーカス、ダスティンという少年たちの出会いから始まります。同じ頃、彼らの友達であるウィルが謎の生物によって消えてしまいます。ウィルの母ジョイスと町の保安官ホッパーがウィルの失踪の調査を進める中で、彼らは政府が隠蔽しようとしている恐ろしい真実や、別次元「アップサイドダウン」とのつながりを発見します。
各シーズンで新たな謎やキャラクターが登場し、それぞれのシーズンごとに独自の物語が繰り広げられる一方で、登場人物たちの成長や変化、彼らが直面する超自然的な脅威との戦いが描かれます。友情、家族、成長の痛みが、ミステリーとサスペンス満載のストーリーラインと交錯しながら進行していきます。