篠原涼子さんとバカリズムさんがW主演を務める新しいミステリーコメディー『イップス』が4月から放送開始されます。このドラマは、書けなくなったベストセラーミステリー作家と解けなくなったエリート刑事という、お互いにイップスを抱えるバディが事件を解決していく物語です。
作家の黒羽ミコ(篠原涼子さん)はかつて連続ベストセラーを出版していましたが、現在は創作のインスピレーションを失い、ワイドショーのコメンテーターとして活動しています。一方、警視庁捜査一課の森野徹(バカリズムさん)は、高い検挙率を誇っていましたが、ある事件をきっかけに犯罪が解けなくなってしまいます。
二人はサウナ施設で偶然出会い、そこで発生した殺人事件を解決するためにバディを組むことになります。黒羽は事件を小説のネタとして興味を持ちつつも、現実の死体に驚く一方で、森野は彼女の作品の大ファンとして、彼女の変化に苛立ちを隠せません。二人の掛け合いとともに、コメディ要素も交えながら犯人を追い詰めていきます。
イップス:あらすじ
篠原涼子さんとバカリズムさんがW主演するミステリーコメディ『イップス』では、書けなくなったミステリー作家の黒羽ミコ(篠原涼子)と、解けなくなった警視庁捜査一課刑事の森野徹(バカリズム)が中心です。彼らは同じイップスという心理的症状を抱えています。ミコは一時の成功後、創作のインスピレーションを失い、代わりに情報番組のコメンテーターやコラムの執筆を手掛けるようになります。一方の森野は、過去の事件の影響で事件解決能力が衰えてしまいます。
二人はサウナ施設で偶然出会い、そこで発生した殺人事件に巻き込まれます。ミコはこの事件から小説のインスピレーションを得ることを期待しており、森野は彼女の力を借りて事件を解決しようとします。しかし、森野はイップスの症状に苦しみながらも、ミコの洞察力に頼ることに。
その他、彼らとともに事件に関わるキャラクターには、元アイドルで人気のサウナ施設プロデューサー、電撃ウィッチ麻尋(トリンドル玲奈)、ミコの弟で人権派弁護士の慧(染谷将太)などがいます。そして、反社組織に所属する竹内渉(山口大地)の死体がサウナで見つかるという事件が発生します。
また、ミコと森野はカラオケボックスで偶然再会し、彼らは一緒にカラオケを楽しむ一方で、事件の解決に向けて情報を共有します。その中で、過激な企画で知られるインフルエンサー『悪童エクスプレス』のメンバーが生配信中に事件に巻き込まれる状況も発生します。
このドラマは、謎解き要素が強いミステリーでありながら、篠原涼子とバカリズムのユニークな掛け合いとコメディー要素が融合した作品です。監督は筧昌也、脚本はオークラが手掛け、毎話異なる豪華ゲストが登場する予定です。
イップス:キャスト
役名 | 俳優名 |
---|---|
黒羽ミコ | 篠原涼子 |
森野 徹 | バカリズム |
坂浦 猛 | 渡辺大知 |
酒井純平 | 味方良介 |
水田勇人 | 足立 英 |
初田 豊 | 勝村政信 |
萩原らくだ | 角田晃広 |
樋口一之 | 矢本悠馬 |
黒羽 慧 | 染谷将太 |
篠原涼子さんはこれまでに強い女性像を演じることが多かったですが、今回は書けないミステリー作家という新境地に挑戦します。バカリズムさんは、お笑い芸人としてだけでなく、脚本家やナレーターとしても活躍しており、今回のドラマではGP帯連続ドラマで初の主演を果たします。
イップス:脚本
脚本家 | 主な作品 |
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オークラ | 『となりのナースエイド』、『ドラゴン桜 第2シリーズ』、『素敵な選TAXI』他 |
森ハヤシ | 『チャンネルはそのまま!』、『ダマせない男』他 |
中園勇也 | 『うちの弁護士は手がかかる』他 |
監督には筧昌也さん、脚本にはオークラさんが担当し、『素敵な選TAXI』や『黒い十人の女』など、バカリズムさんが脚本協力を行った過去の作品の影響も感じさせる倒叙式の物語構成が特徴です。毎話、豪華ゲストが登場する予定で、多彩な顔ぶれが話題を集めることでしょう。
イップス:主題歌
AARON 『フェイス』
篠原涼子
篠原涼子は日本の女優で、数多くのテレビドラマ、映画、舞台で活躍しています。1973年8月13日生まれの彼女は、女優デビュー以来、その美貌と演技力で広く認知されています。
篠原涼子は1990年代初頭にダンスユニット「東京パフォーマンスドール」の一員として活動を始め、1994年には小室哲哉プロデュースのシングル「恋しさとせつなさと心強さと」で大ヒットを記録しました。この曲は彼女の歌手活動の代表曲となり、広く知られるようになりました。
彼女の女優としてのキャリアは、多岐にわたる役どころで知られています。特に注目されるのは、ドラマ『アンフェア』シリーズでの主演役や『ハケンの品格』でのキャリアウーマン役です。これらのドラマで篠原は強い女性像を演じ、多くの視聴者から支持を得ました。
映画では『人魚の眠る家』での演技が高く評価され、「第42回日本アカデミー賞」で優秀主演女優賞を受賞しています。また、『SUNNY 強い気持ち・強い愛』では「第43回報知映画賞」主演女優賞を獲得しました。
最近では、テレビドラマや映画だけでなく、CMや舞台にも積極的に出演し、幅広いジャンルでその才能を発揮しています。篠原涼子の演技は、その繊細かつ力強い表現で多くのファンを魅了し続けています。